研究開発の内容
大学の卒業研究として MIMD 型のコンピュータのためのプログラミング言語 Dihybrid を開発したが,処理系は未完におわった. 就職後, SIMD型の スーパーコンピュータ S-810 などのための Fortran コンパイラにおける各種のコンパイル技法を数人のグループで開発した. おもな技法としては ベクトル化 の可能性などを判定するデータフロー解析法や,ベクトル・レジスタのわりあて法などがある.
文献
- Dihybrid に関しては卒業論文だけがある.
- S-810 のためのコンパイラにおける技法は "Compiling Algorithms and Techniques for the S-810 Vector Processor" に概説されている. 情報処理学会全国大会においても発表しているが, もっと詳細な内容を論文化しておかなかったことをいまは後悔している.
- 他の論文もプログラミング言語とプログラミングの論文アーカイブにリストされている.
Keywords: プログラミング言語処理系, プログラム言語処理系, ベクトル化, ベクトル処理, ベクトル計算機, ベクター計算機, ベクトル・プロセッサ, ベクター・プロセッサ, ベクター化, ベクター処理, 配列データフロー解析