Newsgroups: fj.misc.earthquake,tnn.disasters.earthquake,tnn.forum.global-brain
Path: trc.rwcp!rwc-tyo!news.iij.ad.jp!iijnet!mailtonews
From: junko@amulet.co.jp (Junko Yoshimura)
Subject: [G-BRAIN 2161] InterVnet Press Release No.2
Content-Type: text/plain; charset=ISO-2022-JP
Message-ID: <3is3ck$9h8@cotton.iij.ad.jp>
Lines: 174
X-Sequence: G-BRAIN 2161
Sender: owner-G-BRAIN@iijnet.or.jp
Nntp-Posting-Host: mohair.iij.ad.jp
Reply-To: G-BRAIN@iijnet.or.jp
Organization: Amuletware Co. Ltd., Tokyo, Japan.
Mime-Version: 1.0
Date: Mon, 27 Feb 1995 08:44:07 GMT
Approved: secretariat@jca-p.shinagawa.tokyo.jp
Lines: 174
Xref: trc.rwcp fj.misc.earthquake:1439 tnn.disasters.earthquake:473 tnn.forum.global-brain:5

こんにちは。インターVネットネットワーク担当の吉村順子です。

  一両日中にはtnn.interv*が作成される見込みです。また、3月1日から
NIFTY-Serve/PC-VAN/PEOPLEの「インターVネットコーナー」へのフィードが始
まります。これに伴い、案内文書の更新を行いましたのでお送りいたします。

  WWWサーバーへの登録をいただいている場合は、2月15日発信のプレスリ
リース資料と差し替えていただきたく、お願いいたします。

  各BBSがどのような形で「インターVネットコーナー」を設置するかは、確定
しだいニュースレターでお知らせします。また、ネットワーク越しのボランティ
ア募集/公開メーリングリストなどのお知らせもニュースレターでいたします
ので、いましばらくお待ちください。

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                  <InterVnet;インターVネット>
            震災被災者を支援する情報共有ネットワーク
                         1995年 2月27日
                                                    文書番号950227-001
 阪神・淡路大地震の発生以来、被災者支援のために多くのボランティアが活
躍しております。しかし、現地に行ってみると情報が錯綜していることを痛感
します。NGOやボランティア団体相互の連係体勢は満足のゆくレベルではあり
ません。企業による支援はともすれば単発的になっています。
  その結果、被災者のニーズとボランティアによるサービス提供のマッチング
が十分にできておらず、リソースの効果的な投入が行なわれているとはいえま
せん。現場の個別で多様なニーズに的確に応え、被災地の復興を効果的に支援
するために、現地被災者支援の拠点、ボランティア、NGO/NPO、企業、行政、
マスコミ/ミニコミなどを結ぶ、情報と人のネットワークの構築が急がれます。
  私たちはインターネットをベースにした、さまざまな規模のパソコン通信を
つなぐ情報共有のネットワーク InterVnet を提案します。 InterVnet が、ボ
ランティアによる組織的で効率的な支援がしやすくなる情報環境を提供できれ
ば幸いです。

代表:平田哲(関西NGO協議会、関西セミナーハウス)
コーディネータ、運営委員長:金子郁容(慶応大学、末廣ハウス)

運営委員:樋口尚弘(大阪連絡担当;Hope Foundation)、北村直人(東京連
絡担当;エスク)、吉村順子(ネットワーク/全般担当;JCA、末廣ハウス)、
鏑木孝昭(ネットワーク/BBS担当;JCA)、高橋陽子(事務局;日本フィラン
ソロピー協会)

協力団体:関西NGO協議会、日本フィランソロピー協会、NGO活動推進センター
(JANIC)、関西生産性本部、プロップ・ステーション、株式会社インターネッ
ト イニシアティブ(IIJ)、エスク、Hope Foundation、市民コンピュータコミュ
ニケーション研究会(JCA)、末廣ハウス、編集工学研究所

大阪本部:大阪市城東区鴫野東2-9-5 高砂ビル3F 06-962-7400
東京連絡所:東京都大田区北千束 1-34-6 %

InterVnet 構成図

現地被災者支援拠点 ボランティア NGO/NPO
    |        |      |
---------------------------Internet-----------------------------  
  NIFTY-Serve PC-VAN People アサヒネット    
   日経MIX Apple Link アスキーネット      
 プロップ・ステーション FIDOネット 草の根BBS   
----------------------------------------------------------------    
   |    |         |
  企業   行政   マスコミ/ミニコミ

Internet Gateway:末廣ハウス
情報編集センター:慶応大学湘南藤沢キャンパス



InterVnet の基本方針と特徴                         文書番号950227-002
                      
・ InterVnet は、インターネットのネットニュースを利用して、阪神・淡路
大地震における現地被災者支援拠点、ボランティア、NGO/NPO、企業、行政、
マスコミ/ミニコミなどが互いに情報交換できるように、パソコン通信ネット
ワークをつなぐ情報共有環境を提供します。

・ InterVnet の特徴は、ひとつには、NGO/NPOの情報、企業支援の情報、個人
情報など、カテゴリごとに独立したニュースグループがあるので、情報が分類
された形で提供されるということです。もうひとつの特徴は、大手商用から小
規模草の根にいたるまで、さまざまな規模と種類のパソコン通信ネットワーク
間の情報共有が可能になり、また、効率的な情報発信が可能になるということ
です。具体的にいえば、協力いただいているどのパソコン通信ネットワークか
らも、そのネットワークが選択した限りにおいて、同じ情報を見ることができ
ます。一方、どのパソコン通信ネットワークからも、そこに入力した情報は、
協力いただいている全てのネットワークに、さらに、インターネットを通じて
世界中に発信されます。

・ InterVnet は、オープンで透明な情報環境を作ることを目指します。
InterVnet は、情報の支配や統合は目指しません。

・ InterVnet が提案する情報環境の技術的側面にについては資料「インター
ネットとInterVnet」を参照してください。

・ InterVnet は、民間非営利組織として活動するプロジェクトで、一年間を
めどに活動を続け、その後は必要に応じて、形を変えて主要な活動を継続する
予定です。

             <1995年3月1日から提供する情報サービス>
InterVnet は、次のようなニュースグループ(電子掲示板)をサポートします。

tnn.interv.*は基本的に日本語での情報交換を行います。(tnn.*のポリシーと
してマルチリンガル対応であることは承知していますが、さまざまな国内BBS
への便を考えると日本語とそれ以外の言語のニュースグループは分けることに
しました。当初は英語用のtnn.interv-eを設けます)

・tnn.interv.info:InterVnet についてのお知らせ
・tnn.interv.ngo-npo:NGO/NPOの組織的支援活動に関する情報
・tnn.interv.corp:企業による支援活動に関する情報
・tnn.interv.linktech:BBSとInterVnetの接続に関する技術情報の交換
・tnn.interv.misc:以上のニュースグループ含まれない話題の情報交換
・tnn ???

             <InterVnetとBBSとの接続状況>
・NIFTY-Serve、PC-VAN、Peopleの三社とは3月1日より接続予定です。
・日経MIX、アサヒネット、Apple Link、アスキーネットには協力要請中です。
・プロップ・ステーション、FIDOネットからは協力をいただき、接続準備中です。
・ヒューマインドネット(障害者支援ネットワーク)、がんばれ淡路島ボラン
ティアベースキャンプなどの被災者支援拠点とNIFTY-ServeやPC-VANを介して
接続準備中です。



インターネットとInterVnet                         文書番号 950227-003

 「InterVnetは、インターネットを使うというけど、何をどう使うの?」

 という質問を多数受けました。そのような疑問にお答えするために次のよう
な説明を用意しました。インターネットの主要な機能の一つであるWWWサーバー
が各方面で注目を浴びています。災害状況や地図などの画像情報をリアルタイ
ムで、検索することのできるこの機能は、見る人に大きなインパクトを与えま
した。

 InterVnetのこれまでの説明資料が画像情報の扱いに触れていないので「本
当にインターネットを使うの?」という疑問があるのでしょう。もちろん
InterVnetもWWWサーバーを設置します。しかし、私達は、インターネットの持
つもう一つの大きな利点を最大限に利用しているのです。それは『相互接続の
容易性』です。

 NIFTY-Serveなど商用BBSにアクセスした場合、NIFTY-Serveの情報のみが見
られます。NIFTY-ServeからPC-VANの情報は原則として見ることはできません。
この場合、NI FTY-ServeからPC-VANへなんらかのネットワークを使って情報を
転送することが必要ですが、これを簡単に実現するのがインターネットなので
す。

 すでにNIFTY-Serve、PC-VAN、Peopleの3社がInterVnetが用意するニュース
グループと完全に連携する会議室を用意することが決まっており、他の商用
BBSや草の根BBSとの接続も準備しています。3月1日に予定されている運用開始
時点では、InterVnetはこれら三つの商用ネットワークにアクセスできる人が
同じ情報を共有し、また、どのネットワークから入力しても他のネットワーク
に情報が伝わるという、広い範囲をカバーする情報共有環境を提供できること
になるのです。そして、さらに多くのネットワ−クがつながればつながるほど、
共通の震災情報を共有できる人が増えていくのです。これは画期的なことと自
負しており、NIFTY-Serve、PC-VAN、People三社のご協力に深く感謝いたしま
す。

 言ってみれば、InterVnetは「ネットワ−クのネットワーク」です。しかし、
それは「キング・オブ・ネットワークス」でなく、あくまで「ネットワーク・
コーディネータ」なのです。

また、InterVnetは情報検索のしやすさのために分類やフォーマットの指定は
しますが、情報の内容には一切タッチしません。つまりInterVnetは「個々の
BBSの範囲を越えた広いユーザーをカバーする透明なネットワーク」になるの
です。この透明性はいくら強調してもしすぎることはありません。

 われわれが提案し、構築しているものは枠組みです。誰もが使える情報倉庫
です。多くのNGO/NPO、行政・マスコミ・大学の
ればされるほど、救援活動団体にも、被災者のみなさまにも、便利なものにな
る可能性が高まるはずです。繰り返しますが、われわれが作りつつあるものは
枠組みです。主役は情報を提供する人、また欲しい人です。多くの団体・個人
の参加と協力を心よりお待ち申し上げております。

電子メールでのお問い合わせは下記まで
                                 NIFTY-Serve:PAG02023
                                      PC-VAN:BTG90492
                                    Internet:PAG02023@niftyserve.or.jp

以上






















Markup: 金田 泰 (yasusi @ kanadas.com)

最終改訂 : 96-1-12