学生がレポートのかきかたを知らないということを 「2 回のレポート」 に書いた. 今年度はもう 「感想」 としてつたえるくらいしかできないが,来年度は課題をだす際に要領をかんたんに説明するようにしたい.
要領としてなにをつたえるか,まだ確定していないが,つぎのようなことがかんがえられる. ただし,これはまだ暫定版である.
- レポートにはタイトルをつけること. 科目名と,もしあれば課題名または回数などをつける. つまり,他のレポートとくべつできるようにする. ただし,みじかいレポートのときは表紙をつける必要はない. 1 ページめの上部に書くだけで十分である.
- なまえ,学籍番号をタイトルの下に書く.
- 文章が主であり,図表はそれを補足するものとかんがえる. つまり,図表だけがあってそれを説明する文章がないものは適切でない (図表だけだとあいまいになる). 文章だけを読めばひととおりすじがきがわかるように書くべきである. ただし,箇条書きは OK (日本ではむしろのぞましい).
- 文章・図中ともに,手書きなら,なるべくよみやすい文字を書く (かたち,おおきさなど). ただし,特別にゆっくり書く必要はない.
- 図表は文章から的確に参照できるようにくふうする. 番号 (図 1,表 1,第 1 図,第 1 表など) をつければ確実である. 手書きならば,表はできれば定規をつかって線をひく. 図も直線は定規を使用する.
- 用紙は指定にしたがうが,基本は A4. 手書きならレポート用紙を使用するのが基本. 図が中心なら縦横に線がひかれた用紙 (方眼タイプ) を使用するのもよい.
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