試験もおわったいま,反省の時期になっている. 昨年と同様に,シラバスの一部として入力した 「授業を振り返ってのコメント」 をここにも採録する. ただし,字数制限のためシラバスからは最初の段落ははずしている.
2013年7月アーカイブ
試験の答案は学生に通常は返却しない. 答案は大学から 5 年間の保管を義務づけられているということだ. コピーをとって原本ないしコピーのほうを返却する可能性はあるが,その方法もくふうしないと返却できない. 昨年は返却しなかったが,コピーのとりかたなどかんがえていなかったから,今年も返却するのは困難だろう. 来年はくふうして返却をこころみることもかんがえられる.
日本の大学生は概しておとなしいのだが,今回は試験の終了直前および直後に 2 人から 「抗議」 をうけた. その主要な内容は試験の問題文に不適切な点があるということだが,それだけでなく,この講義のポリシーに関する部分もある. ネットワーク屋の常識にあわない部分については,来年度はより慎重なあつかいが必要だろう. しかし,ゆずれない点もある.
2013 年度のシラバスへのリンクをはっておく (Japanese only).
http://syllabus.sc.kogakuin.ac.jp/syllabus/daigaku/2013/2C54/6F71.html
2013 年度の他の記事よりまえに表示されるようにするため,日付を操作している.
最後の講義の時間には,2 回めのレポートの採点結果を学生にフィードバックするとともに,その前日 (7 月 19 日) の仮想化研究会での発表内容を紹介するのにあてた. 反応はあまりよくなかったが,ネットワークに関する講義なので,その先端研究を紹介するのもよいのではないかとおもっている.
今年度は,昨年度の「教科書」からの脱却をはかろうとかんがえていたが,結局,スライドはほとんど昨年とおなじ内容になってしまった. スライドを改訂するためにあまり時間がかけられなかったということだ. そのため,著作権上の問題から,使用したままのスライドをネットで公開することはできない. 解像度をおとした全スライドをここに (あとで) のせることにする.
2014-4-13 追記:
すっかりおそくなってしまったが,スライドをここにおく.