試験の答案は学生に通常は返却しない. 答案は大学から 5 年間の保管を義務づけられているということだ. コピーをとって原本ないしコピーのほうを返却する可能性はあるが,その方法もくふうしないと返却できない. 昨年は返却しなかったが,コピーのとりかたなどかんがえていなかったから,今年も返却するのは困難だろう. 来年はくふうして返却をこころみることもかんがえられる.
問題用紙も回収するのが基本のようなので,これまで 2 年間,回収してきた. しかし,学生は問題も答案もみられたほうがよいだろう. 問題はもってかえってもらうこともできるようだが,答案はあとでかえすしかない. 非常勤講師のばあいはとくに,あとで直接かえすのは困難だ.
かんがえられることは,オリジナルは講師が保管して,電子化されたコピーをメイルで返却することだ. 受講者数が 20 人くらいのばあいは,電子化がかんたんにできれば可能な方法だ. さいわい,レポートとはちがって答案用紙は全員おなじものをつかう. ドキュメント・スキャナにかけられれば,電子化もそれほど手間ではないだろう.
今年は A3 の答案用紙をつかったが,これだと自宅のドキュメント・スキャナにはかけられない. A3 のドキュメント・スキャナをかりることもかんがえられるが,どこにでもあるものではないので,たかくつくだろう. 答案用紙を A4 にして,片面だけに書いてもらうようにすればよいだろう. いまは A3 1 枚の両面をつかってもらっているが,そのかわりに,A4 で 3 枚ないし 4 枚にしてもらえばよい. 枚数は固定にするのがよいだろう. それでも試験後に答案の枚数をかぞえるのがいまよりかなりたいへんになるが,これも 20 人くらいならクリアできる.
来年,ためしてみる価値はありそうだ.
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