教室とオンラインの両方にサービスするのはむずかしい...

情報学部としてはできるだけはやく対面授業にもどすという方針だということをうけて,さっそく対面授業で演習を実施し,その後の授業も対面にした. しかし,インターネット論がある金曜日は授業数がすくないこともあってか,遠隔を希望する学生が多い. そのため,両方に良質なサービスをする必要があるのだが,これがなかなかおもうようにいかない.

教室での授業のためにも,教卓のシステムにログインして MacBook を OHP につなぎ,マイクをセットするという手間がある. これだけでもけっこうな手間であり,教室がさわがしいときにはスピーカーの音量を調整することも必要になる.

また,対面と遠隔の両方で利用できるようにするため教材を Google Workspace におくことにしたので,それをちゃんとアップロードし,リンクをととのえる必要がある. 画面にうつさずに教材や Google Form への演習回答状況を把握するために,もう 1 台 PC を用意することにしたのだが,そのセットアップにも時間がかかる. さらに,遠隔でサービスするためには Google Meet のカメラは off,マイクは on にし,画面共有する必要がある.

これらをまちがいなくこなすのは私にとってむずかしい. どこかに気をとられると,ほかのことをわすれる. わすれていても,学生はなかなか指摘してくれない. 遠隔のサービスがうまくいっていなくても対面の学生は気がつかないこともあるだろうし,気がついていてもだまっている場合もあるようだ.

もっとかんたんにセットアップできる方法をかんがえないと,とてもやりきれない.

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