大規模修繕・改修の最近のブログ記事

図表が多用されていて,大規模修繕を全体的にとらえるのによい. また,事例の写真が多数掲載されているので,わかりやすい. 事例のなかには,いたみがひどくて修繕が必須だったケースもあり,それほどではないが定期的に大規模修繕をするのがよいとかんがえて実行されたケースもあるようだ. 築 17 年ではじめての大規模修繕をしているケースもある. いろいろなケースをみることで,読者が自分のマンションをどうすればよいか,ヒントがえられるだろう.

評価: ★★★☆☆

14 の大規模修繕の実例がとりあげられている. ヒントになる点はいろいろあるが,各例の記述はあまりにみじかい. もうすこしくわしく書かないと,これからとりくもうという管理組合の参考にはなりにくいようにおもえる.

評価: ★★☆☆☆

マンションのリノベーションに関する本はすくなくないが,著者のやりかたの特徴は多数のへやをシリーズごとにまったくことなるデザインを採用することだ. こうすることでシリーズごとに入居待ちするひとがでるという. それ以外にも本書には 「顧客創造」 とか 「デザインだけでなく,物理的・経済的な付加価値まで意識する」 というような話が登場するが,それがどういう効果をあげているのかはよくわからない.

評価: ★★★☆☆

空室にしないためにはどういう設備をいれればよいか,コストをかけずにリフォームするにはどうすればよいか,といったことが話題としてめだっている. また,入居者のためにもどういう管理会社をえらぶべきか,管理会社とどういう関係をむすぶべきかといったことについても,いろいろ参考になるだろう.

評価: ★★★☆☆

物件購入とそのための融資に 2/3 のページをさいている. そのあとにリフォームの話題がつづくのだが,そこにはいかにしてリフォームをやすくあげるか,そのノウハウが書かれている. これは賃貸物件だけでなく,自宅のリフォームなどにおいてもやくにたつ情報だとおもう. もっとも,トイレのリフォームが 5 万円でできたというのは,まとめて発注したからだろうが...

評価: ★★★☆☆

この本は,特徴のないワンルーム・マンションは空室が多い,それでも賃貸業をするのであれば勉強して差別化をはかる必要があると主張する. たしかに,そのとおりだ. それを認識していなかったおめでたいひとには,この本を読むことがきっかけになるだろう. しかし,記述は抽象的であり,あまり,やくにはたたない.

評価: ★★☆☆☆

この本の後半はさまざまなリフォームの例であり,特別,興味をひかれるものはなかった. しかし,前半では現入居者がおきざりになっている (へやがうまっているあいだはなにもしない) ことのまちがいや,内見客にメジャーや間取り図などをサービスするとよいことなどを指摘している. リフォームにおいても 「お客様」 の立場にたつことが重要だということだ.

評価: ★★★☆☆