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プロダクション規則と局所評価関数による最適化の方法とその計算過程におけるマクロなふるまい

金田 泰, 第 11 回計測自動制御学会システム工学部会研究会, pp. 27-34, 1993, SICE により出版.

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要旨: 著者は自己組織的計算のための 「化学的キャスティング・モデル (CCM)」とそれにも とづく計算言語 SOOC を提案している. このモデルは仕様も明確にかきくだせない開 放系の問題への適用を本来の目的として開発した. しかしこれを仕様が明確な最適化 問題に適用しても,巡回セールスマン問題などの単純な最適化問題のばあい,唯一の プロダクション規則と唯一の評価関数 (局所秩序度という) をあたえるだけで,局所 的な情報の参照だけにもとづいて問題がとけるという利点がある. この報告では CCM にもとづく最適化の例として巡回セールスマン問題をとりあげ,解法と実験結果とを しめす. また,この方法による計算過程におけるマクロなふるまいを理解するため, マルコフ連鎖にもとづくモデルにあてはめた結果をしめす.

研究テーマ紹介: CCM: 化学的計算のモデル

キーワード: CCM, くみあわせ最適化, トラベリング・セールスマン問題, 創発的計算, ランダム化計算, ランダム化問題解決, ランダマイズド計算, ランダマイズド問題解決, 規則ベース計算, 規則ベース問題解決, ルールベース計算, ルールベース問題解決, プロダクション規則, プロダクションシステム, プロダクション・システム, 局所評価関数

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1993-02-01 00:00に投稿されたエントリーのページです。

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