金田 泰, SWoPP '95 (情報処理学会人工知能研究会), AI95-16, 17-24, 1995, IPSJ により出版.
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要旨 (英語のみ) : この報告では,創発的計算のためのモデル CCM (化学的キャスティング・モデル) にもとづいて大規模な制約充足問題をとくための方法を提案する. また,その並 列処理の方法をしめす. CCM にもとづく方法ではこれまで大規模な問題をとくこ とができなかったが,FAM (フラストレーション蓄積法) という一種のアニーリン グを導入し,さらにパラメタをうまく調整することによって,大規模なグラフ彩 色問題を GSAT や シミュレーテッド・アニーリングと同程度の計算時間で逐次処理で とくことができるようになった. さらに,かぎられた量の相互排斥だけをつ かって,比較的容易に並列処理できることがわかった. ある条件のもとではほぼ プロセッサ数に比例する性能がえられた.
研究テーマ紹介: CCM: 化学的計算のモデル