金田 泰, 電子情報通信学会 通信ソサイエティ大会, 2007-7.
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要約: NGN の目標とされている端点間 (end-to-end) QoS 保証を実現するコア網のためのスケーラブルな QoS 技術の開発をめざしている. 2006 年度は次世代バックボーンにおいて有効なポリシーベースのトラフィック制御法の発見を目標として,QoS 保証方式の開発,プロトタイプの開発と評価実験とをおこなった.
開発した方式においては,RSVP や NSLP にちかいプロトコルによって端末からつたえられる QoS 要求をコア網で集約してスケーラブルな端点間 QoS 保証を実現する. 上記のプロトタイプにおいてこの要求はポリシールーティングとアウトソース型のプロトコルによってポリシーサーバにつたえられ,ポリシーサーバが要求をもとにエッジノードにポリシングとマーキングの設定をおこなうとともに,トラフィック量を予測してコアノードのキューを制御する.
研究テーマ紹介: ポリシーにもとづくネットワーキング