金田 泰, 情報処理, Vol. 58, No. 6, pp. 17–23, 2017-6.
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梗概: 現在主流の 3D 設計・印刷法は汎用性があるが万能ではないから,ほかの方法が必要なこともある.表面形状を指定するだけでは不十分なこともあり,主流の方法ではうまく印刷できない形状もある.このような際にはモデル上の各点で方向(印刷方向)を指定できる場指向オブジェクト・モデルや,手続き的なプログラムを使用した設計法,水平方向に限定されない印刷法などが有効である.これらの方法は主流の方法が持つ汎用性はないが,それが適する目的たとえば中空立体の造形においては有効である.この方法の概要や使用するライブラリ draw3dp については別の論文に記述したが,この記事ではその背景,関連動向,応用などを紹介する.
研究テーマ紹介:
3D 造形技術