[ トップページ ]

« 2 種類の GRE トンネル設定 | メイン | Python による Linux 上の raw socket 通信 »

ネットワーク・通信

学習用 Ethernet シミュレータ

工学院大学で学生につかってもらうことを第一の目的として Python で Ethernet シミュレータをつくった. このプログラムは public domain としている.

よのなかには Ethernet を正確にシミュレートするプログラムはあるが,概略動作をみせるための教育的なシミュレータがみつけられなかったので,自分でつくることにした. このシミュレータではコマンド・ウィンドウを複数ひらいて,それぞれでスイッチや端末をシミュレートするプログラムをはしらせることができる. さぼったプログラムなのでボート番号が制約されたりはするが,Ethernet のおよその動作をみせることができる.

EthersimSummary20140427.001.png

使用法はシミュレータの zip ファイルのなかにある readme に書いてある. また,かんたんな使用例をここにのせている. Python (3) で書いてあるから,Windows でも Linux でも,Macintosh でも動作させることができる. Python 2 でも動作するが,コメントにしたがって一部プログラムをかきかえる必要がある.

このシミュレータに関する論文もある. また,このプログラムをつくったいきさつなどについては 「講義のブログに書いている.

Keywords:

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
https://www.kanadas.com/mt/mt-tb.cgi/6675

コメントを投稿

bulb403_7501-1.jpg

螺旋 3D 印刷技術を使用してつくったこのような「3D デザインランプ」を 3d-dl.com で売っています.

このページについて

2014-04-13 09:07 に投稿されたエントリーのページです。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Creative Commons License
このブログは、次のライセンスで保護されています。 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス.
Powered by Movable Type