To: ngo@center.osaka-u.ac.jp, quake-vg@kobe-u.ac.jp
From: funaken@ccs94.cla.kobe-u.ac.jp (Takeo Funahashi)
Subject: [Kirokushitsu Tsuushin]Vol.0 (text version)
Cc: ...[中略]...
Date: Sun, 11 Jun 95 21:24:36 +0900

舟橋@震災・活動記録室 です。

今回から、震災・活動記録室では「記録室通信」を発信します。
担当は、私・舟橋です。
宜しくお願いいたします。なお、メールでの発信が1日遅れたことを
お詫びいたします。WWWにも同様のものを掲載するつもりです。

では、以下に掲載致します。転載は自由です。
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        -----------------------------------
                記録室通信
                        9-June-1995 準備号
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                                Quake Chronicle Project
                                        震災・活動記録室

                        −はじめに−

 みなさま、いかがお過ごしでしょうか。神戸のNGO連絡会議、
「震災・活動記録室」です。これまで「震災・活動記録室」では、
震災後のボランティア活動に焦点を当て、アンケート調査、インタ
ビュー取材などを中心に活動してきました。また、先月13日に行
ったシンポジウム「やったことを記録に残すボランティア大集会」
では、たくさんの方々に集まって頂き、貴重なお話しを伺うことが
できました。記録室は、このような活動をきっかけにして出会った
皆様と、今後も互いに密に連絡を取って行きつつ、よりよい記録を
残していきたいと思っております。
 そこで、今回から、『記録室通信』という形で定期的に情報を発
信させて頂くこととなりました。ただ、どのような内容の『記録室
通信』にしていったらよいのかは、今のところ、皆様のご意見も参
考に考えていきたいと思っております。ですから、今回はまだ正式
発行の段階ではなく、「準備号」という形で、発信させて頂きます。
正式発行は来週の金曜日(16日)の予定です。
 「記録室」では、各地の情報を集めています。例えば、新たに記
録をまとめ始めたとか、シンポジウム等を開催するなどという情報
がありましたら、「記録室」までご連絡ください。(電話/ファッ
クス/電子メール等、何でも結構です。)
 それでは今後とも、宜しくお願いいたします。
                             (『記録室通信』担当、舟橋健雄)


    −「記録室通信」は以下のような発信を考えています。−

・被災地の最新情報、特に記録を残そうという動きについての紹介。
・全国のボランティアの現状、特にどのような記録を残そうとして
 いるかについての紹介。
・様々な視点からの記録の紹介(もちろん公開可能なものに限りま
 す)。
・各団体が支援活動に際してつかんだノウハウの紹介。
・記録室に集まってきている資料の中で公開可能なものの目録。
・インタビューでお会いした「ひと」についての紹介。
・写真類の一部(白黒ではありますが・・・)。
・記録を残すための記録室からの様々な企画(すでに、現在計画中
 です)。
・皆様からのご意見・ご提案・ご要望。

 これ以外にも、皆様のご要望がありましたら、「記録室」までご
 連絡下さい。


        −シンポジウム後のアンケート回答のお願い−

 ここで、皆様に一つお願いがあります。先月13日の「やったこ
とを記録に残すボランティア大集会」のあと郵送させていただいた
資料の中にアンケート用紙が入っていたと思いますが、そのアンケ
ートの回収率が良くありません。まだアンケートに答えておられな
い方は簡単で結構ですので、ご記入の上、「記録室」の方までお寄
せください。
 なお、アンケート用紙がお手元に見当たらないという方は、「記
録室」へご連絡くだされば、ファックスさせて頂きます。


                −今週の記録室−

 最近の記録室の活動を簡単にお伝えしたいと思います。
 皆さんもご存じのことと思いますが、先日、ロシアのサハリン州
北部で大規模な地震があり、NGO連絡会議ではサハリンに生活物
資の援助を行うこととなりました。専任スタッフの中から、実吉威
が現地に1週間ほど行くことが決定し、記録室にとっては、中心ス
タッフが抜けたことで、大変忙しい1週間となりました。
 今夜遅く彼が神戸に戻って来ますので、次週からは元どおりに記
録室の仕事に力を入れていきたいと思っております。
 また、今回のサハリンの地震に対し、阪神大震災で活動した各団
体・個人の間で連携を取り、何らかの援助活動をしているようです。
 こういったことを含めて、記録室の活動の一部としてまとめてい
きたいと思います。

 今月の記録室の目標は『どんどん外へ出て行こう』です。

*いろいろな方の話を伺ったり、資料をいただくために、どんどん
外へ出て歩き回り、皆さんにお会いしたいと思っています。

 これからは、この欄を使って「震災・活動記録室」の近況報告、
作業の進み具合などを、皆さんにお伝えして行こうと考えています。
 ぜひ、みなさんの近況報告や情報などもこちらにお寄せください。
                                   (『記録室』担当、白鳥孝太)

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阪神大震災地元NGO救援連絡会議
「震災・活動記録室」
〒650 神戸市中央区栄町通4-3-5 毎日新聞神戸ビル3F
 Tel. 078-362-5951     Fax. 078-362-5957
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