最近,固定幅や固定フォントサイズの Web ページがおおいのには閉口します. 以前からバナーの幅で表示幅を誘導しようとしているサイトはおおかったのですが, 完全に固定しているサイトはそんなにおおくなかったようにおもわれます. このブログには Movable Type をつかっていますが,これもインストール時の設定のままだと固定幅かつ固定フォントサイズなので, ハックしてそれを可変幅・可変フォントサイズにしています.
ディスプレイは (文字サイズではなく) 解像度がたかいものがよいとかんがえているので,自宅でつかっているものは (デスクトップ用としてはめずらしい) 15 インチの UXGA (1600x1200) です. そのため,画面サイズを 125% に拡大してつかってはいるが,11 ポイント程度の固定サイズのフォントではちいさすぎます. したがって,固定サイズはこまりものです. フォントサイズが拡大できるばあいでも,表示幅が固定だと 1 行あたりの文字数が減少するので,よみにくいのです.
固定幅・固定フォントサイズで表示すれば表示を制御しやすいというのはわかりますが,ディスプレイの解像度が制約されるようではこまります. Web Designing という雑誌の 2006 年 10 月号 (p. 118) には 「極端に大きな文字サイズにも対応させる」 という記事があり,文字サイズを変更すると表示幅がそれにあわせて変更されるようにする方法が記述されています. このサイトもここまでやるべきかもしれません.