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Web とインターネット, Web とインターネット:私の Web サイト

リンク集のむなしさ

私が自分のホームページをつくったのは 1994 年のことです. WWW の魅力にひかれて,まだせまかった Web スペースをサーフィンし,あつめた情報をリンク集にまとめました. 私のホームページにはいまでもそのときつくったリンク集がつながれていますが,その大半はリンクぎれして,つながらなくなってしまいました.

リンク集が不安定なものであることは,当時からわかっていました. リンクがさす先のページはつぎつぎになくなって,しばらく目をはなしていると,リンク集はほとんど意味のないものになってしまいます. 私自身は自分がつくったページがそうならないように努力してきましたが,それでももともとは Rimnet (リムネット) のもとにあった私の Web サイトは クラッカーの被害にあって,URL を変更せざるをえなくなりました. ふたたびこのような事態がおこるのをさけるためには自分のドメインを取得するしかないとかんがえて,現在はすべてのページを kanadas.com (カナダズ・ドット・コム) のもとにうつしていますが,それまでは Rimnet のページにかぎらず, URL 変更を余儀なくされてきました

リンク集の話題にもどしますが,私が思いをこめてつくったひとつのページが 「平和と核についてかんがえよう」 というページです. 作成後の数年間はひっこしたリンクをつなぎなおして,修復してきました. しかし,それでもいまやこのページにいきているリンクはほとんどないという悲惨な状況になっています. 一方で,「阪神大震災 -- 情報ボランティアとコンピュータ・ネットワーク --」 というページは大半の情報が,震災当時はインターネットからアクセスできなかった NitfyServe (現在の @nifty) からのものなので,それぞれの著作者の許可をえて情報を自分のサイトにコピーした結果,現在も大半の情報がアクセス可能になっています.

WWW における情報提供者がすくなくとも私が努力している程度にはコンテンツと URL の持続性に注意をはらってもらえればリンク集ももっと 「つかえる」 ものになるとおもうのですが,これまでのところはそうはいっていないようです.

キーワード: WWW, Web, ネットサーフィン, リンク集, クラッカー, リンクぎれ, リンク切れ

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