Wintel マシンとして最初に買ったのが Pentium 100 MHz の PC だということは 「Pentium (586) 系のパソコン」 に書きましたが,Pentium 100 MHz からの交換先は AMD K5 と K6 でした. 現在では Celeron 1.3 GHz がのっていますが,AMD をつかっていた期間のほうがながいのです. また,Athlon XP も 2 台のマシンでつかってきました. これらは自宅のマシンですが,会社でも同様に K5, K6, Athlon XP をよくつかってきました. ここでは,その理由について書いてみたいとおもいます.
K5 133 MHz や K5 166 MHz をつかった理由は安価だったからという以外にはありません. Pentium 166 MHz や MMX Pentium をつかうこともできました. いまでも,CPU を交換するときには 1 個 1 万円くらいというのをめやすにしています. 当時もこれらの CPU をそのくらいの価格で買いました. PC を買いかえると 10 万円以上かかった時代に,1 万円で性能を数 10% 向上させることができるというのは魅力的でした.
Athlon XP に関してはすこし理由がちがいます. 最初から Athlon XP をのせるつもりで買った箱もありますが,ATX 電源つきの PC ケースを再利用するのに Athlon XP のほうが有利だったからというのが理由です. つまり,Pentium 4 はあらたな 12 V 電源を必要としたのに対して,Athlon XP は Pentium II / III の電源を再利用することができました. マザーボードやメモリは当然,買いかえる必要がありましたが,ケースと電源は流用できました. (ただし,Athlon XP をのせてから電源があがらなくなる事故がよくおこったので,やはり無理があったのだとはおもいますが…)
ちなみに, 「Pentium (586) 系のパソコン」 では K5 や K6 の写真をのせているのに対して,Athlon XP の写真はここにのせていません. それは,まだクーラーつきでケースにはいっているからです. もっとも,ここ何年かほとんど火をいれていない PC もあるのですが…
ところで,そういう私が最近は Celeron 1.3 GHz, Celeron D, Celeron 440 など,Intel の石ばかりを買っているのですが,その理由については別項で書くことにします.