おおくの機器が落下テストをくりかえして頑丈につくられているのに対して,カメラというものは,なんとも落下事故によわいものです. これまで落下事故でこわしてきたカメラについて書きます.
ミノルタ (現在の名称はコニカ・ミノルタ) はついにカメラの製造をやめてしまいましたが,けっこう何台もつかってきました. ミノルタのフィルム・カメラ AF Tele は 1980 年代にまず日本で 1 台買い,その後アメリカ (ピッツバーグ) でもう 1 台買いました. 日本では 3 万円以上したとおもうのですが,アメリカでは 180 ドルくらいだったとおもいます. α-5000 も本体は日本で買い,アメリカでズームレンズなどを安価に買いましたが,これはいまも使用可能な状態でのこっています. それに対して AF Tele はどちらもこわれてしまいました. とくに 2 台めは夏に海の岩場であやまって落下させ,海水につかってダメになりました. かわかせば復活するかとおもいましたが,ダメでした. パソコンもキーボードに水をこぼしてこわしたことが 2 回ありますが,海水ともなれば電子機器はほとんどたえられないようです.
AF Tele
2 台めのデジカメはオリンパスの D-460 Zoom でした. 1 台めがエプソンのおもちゃのようなヤツだったので,AF ズームレンズがついたこのカメラはきにいっていたのですが,こどもがちょっとおとしただけで,ズーム機構がうごかなくなってしまいました. これは水につかったりしたわけではなくて,いえのなかでおとしただけなのですが,なんともよわい! 修理することもかんがえたのですが,デジカメは急速に進歩しているので,買いかえることにしました.
D-460 Zoom
現在までつかってきた 3 台めのデジカメはリコーの Caplio G3 です. これはデジカメとしてはシャッターが高速にきれるということで買ったのですが,これまでつかってきたカメラのなかでは比較的丈夫なようです. 先日も旅行中にこどもが 2 回ほどおとしましたが,電池がはずれただけで,本体はこわれませんでした.
Caplio G3
というわけで,現在でも Caplio G3 はつかえるのですが,だいぶふるくなったのと,最近の機種にくらべると電池のもちがわるいので,ついに買いかえることにしました. ふたたびリコーの Caplio R5 にしましたが,まだほとんどつかっていません. はたして,こわさずに寿命をむかえることができるでしょうか?