北海道旅行の 4 日めは札幌観光でした. 家族は札幌がはじめてでしたが,私は出張で何回かいっていました. ホテルがテレビ塔のちかくなので,まずテレビ塔にのぼり,そのあと大通り公園,時計台,道庁旧庁舎,北大などをまわりました.
「まちはあるくもの」 ということで,この日はレンタカーはあずけたままでした. 札幌の中心に位置するホテルにしたため,ホテルの駐車スペースはかぎられていました. スパイクは高さ制限をこえるためホテルの駐車場にはとめられず,となりの駐車場に 1 日とめましたが,それだけで 2000 円かかってしまいました. 小型車がスパイクにばけたため,よい点もありましたが,駐車料金はよけいにかかり,ガソリン代もよけいにはらうことになりました (釧路につくまでに 3 回給油する必要があり,安価なセルフのスタンドをえらびましたが,それでもあわせて 10000 円をこえました).
アイスバーグホテルは他の 2 つの宿よりはややたかかったのですが,そのかわり朝食がついていました. 内容は可も不可もないというところでしたが,不満はとくにありませんでした.
テレビ塔にのぼって大通り公園の写真をとりました. もちろん,ふつうの写真もとりましたが,私にとってはここにある,大通り公園とは反対側の地下鉄工事に注目してしまいました. ホテルのちかくの通りでも道路工事をしていましたが,工事現場をうえからみるというのは,なかなかできないことだとおもいます.
大通りではいろいろな花壇がつくられ,アサヒ,サントリーなどのビアガーデンがきそいあっていました. (サッポロはみませんでした.) ここで,やきとうもろこしをたべるべきだとおもいました. たべたあとは時計台にいきました. 道庁旧庁舎にいくまえに,カメラの電池がなくなって,コンビニで買う必要がありました.
そのあと北大の植物園にいきました. 植物をみるのがおもな目的というわけではなく,植物園内にあるアイヌ関連の博物館がひとつの目的でした. 独立法人となった国立大学の施設はもっと客をよぶことをかんがえたらよいのではないかとおもいますが,この植物園ではこの時期,花がほとんどなく,ひともまばらでした. 園内にはいろいろ歴史的な建物があり,これらの写真はその一部です. 最後の写真は博物館であり,ひぐまをふくめて,さまざまな動物の標本が展示されています. しかし,鳥の標本など,保存されていたものをそのままならべてあるだけで,あまり積極的にみせようとはしていないという印象でした. このあと温室もみました. そこにはいくつか,さいている花もありました.
植物園のあとは,線路をくぐって精華亭という歴史的な建物にたちよったあと,北大のメイン・キャンパスにいきました. 妻がクラーク像がみたいというのでそのまえにいったのですが,妻がいうには,みたかったのはこれではないということでした. 札幌郊外の羊ヶ丘展望台というところにクラークの全身像があり,それがみたかったようですが,私はクラーク像というと北大キャンパス内にあるもののことだとおもっていました.
北大内でつぎにみたのは総合博物館です. ここの 1 階にはクラーク関係をはじめ,北大の歴史に関する展示があります. 札幌農学校設立時にくらべてその後の北大を批判するような記述もあり,大学の気風をまもろうとする姿勢が感じられました.
そのあと写真のポプラ並木をみました. 私は台風でやられるまえのポプラ並木をみていますが,まだその後うえられた木はちいさくて,並木が回復するにはまだまだ時間がかかるようです.
このあと,結局あるいてホテルまでもどりました. 地下鉄にのってもあまりかせげないとかんがえたのがその理由ですが,そのために家族からはもんくがでました. あとで,北 12 条から大通りまで地下鉄にのればよかったのだとおもいました.