最近,バイメタル式の湿度計を買いました. 10数年まえは乾湿球湿度計をつかっていましたが,あまりに手間がかかるのでやめて,今回買ったのとおなじ湿度計を数年間つかってきました. これまでつかってきたのとはべつの場所に設置するために買ったのですが,数年まえのものはすでに誤差がおおきいことがわかって,交換しました.
買ったのはシンワ測定の
T-3
という,直径 71 mm の製品です.
右の写真のようなそっけないデザインですが,安価であり,実用上は十分だとおもいます (精度は 5%).
複数の場所でつかうためにまとめて買いましたが,1 個 500 円前後なので,あまりおおきな金額にはなりません.
上記のように,以前は乾湿球湿度計をつかっていました.
つかっていた 2 つの湿度計はまだ保存しているので,その写真をとりました.
水をタンクにいれてガーゼをひたすようになっていましたが,タンクはどこかにいってしまいました.
乾湿球湿度計のほうが正確であり,手入れをつづけていれば 10 年以上でもつかえます.
しかし,その手入れにはあまりに手間がかかります.
しょっちゅう水を補給しなければなりませんし,しばらくつかっていると湿球にまきつけたガーゼに金属酸化物がついて,ガーゼを交換する必要がでてきます.
そのため,しばらくはリビングに湿度計がなかったのですが,数年前にシンワの湿度計を買いました.
乾湿球湿度計ならば温度計もかねています (もちろん,温度計としてなら,水をいれなくてもつかうことができます) が,安価なバイメタル式の湿度計には温度計がついていないので,アルコール温度計とくみあわせてつかっています.
こちらもバイメタル式にしたほうがデザイン的にはすっきりするとはおもうのですが,そうはしていません.
それは,アルコール温度計のほうが安価で正確だからです.
右の写真は,リビングでバイメタル湿度計とくみあわせてつかっている
SATO ミルノ 1517
というアルコール温度計です.
私は視力があまりよくないので,ややはなれた位置からみることがおおいこの場所には,40 cm という,やや大型のものをえらんでいます (ただし,この製品の精度は上記の Web ページには書いてありません).
湿度計も表示がもっとおおきいほうがよいのですが,湿度計のほうが温度計より高価なうえに,おおきいものはより高価になること,湿度は温度よりみる頻度がひくいことなどの理由から,小型のものをえらんでいます.
シンワのふるい湿度計を今回あたらしく買ったものとならべてはかってみると,表示が 10% くらいちがっています. また,トイレには 20 年ちかくまえからバイメタル式の温湿度計をおいていましたが,それともくらべてみました. こちらは表示が 20% ほどちがっています. ふるいものほど表示がたかくなっています. そこで,ふるい湿度計は 2 つともとりかえることにしました. 今回買った湿度計の包装には使用期間のめやすは 3 年と書いてあります. もっとながい期間つかうことができるとおもっていました. より寿命がながい湿度計もあるのでしょうが,ねだんをかんがえれば,たぶんこのシンワの湿度計のほうが低コストですむとおもわれます.