最近なかなかよいワインに出会えませんでした. これらのワインも,あつかいかたしだいではもっとよい味や香りがだせたかもしれませんが,家でワインをのむときにはいろいろと制約があります. その制約のなかでもよい味,ゆたかな香りをだせるワインをえらびたいとおもいます. きょうのワインはスペインの Viña Extremeña, S. A. (ヴィニャ・エストレメニャ) の Palacio de Monsalud 2001 という赤ワインです.
店の口上はここにありますが,(いずれきえてしまうでしょうから) 一部を引用しておきます.
そんな [ヴィニャ・エストレメニャ] が造るワインの中で最も安い価格でリリースされているのがこの [パラシオ・デ・モンサルード],でも皆様,安いからと言って舐めてもらっちゃいけません。樽熟成 12 ヶ月,瓶熟成 24 ヶ月、リゼルヴァに相当する,この価格ではありえないほどの超ハイスペックな激安旨ぶりに,過去には金賞 6 個,銀賞 13 個,銅賞 6 個,その他各賞に輝くこと 9 回,と 34 個ものタイトルを獲得しているという信じられないほどの超激安旨!! このリリースされたばかりの 2001 年も早くも 1 個目の銀賞を獲得し,このワイン通算 35 個目のタイトルを獲得したのです!!
使用している品種はテンプラニーリョ 80%,ガルナッチャ 20% とのことですが,スペインのワインはあまりのまないためか,どちらも私にはわかりません. したがって香りも表現しようがないのですが,マイルドな中口で (6 年間熟成しているので) アロマとブーケのバランスがとれた芳醇な香り,1080 円で買ったことになっていますが,これはお買得でした.