[ トップページ ]
思想・哲学・宗教, 書評:思想・哲学・宗教, 歴史:戦争, 書評:歴史

戦争・死・病気などが日常化した戦場での人間的なドラマ ― 水木 しげる 著 「総員玉砕せよ! ― 戦記ドキュメント」

2007 年 8 月 12 日に NHK で放送された 「鬼太郎が見た玉砕」 というドラマの原作である. 戦争や死,病気などが日常化した戦場の世界がえがかれている. ドラマではより戦争の非情さが強調されていたようにおもうが,この本のなかに登場する人物たちはより人間的であるようにみえる. 玉砕するはずだったがいきのこった小隊長たちもドラマよりは温情的にあつかわれているようにみえる. しかし,それは著者のやさしさからでた表現なのかもしれない.

評価: ★★★☆☆

関連リンク: 総員玉砕せよ!@ [bk1]総員玉砕せよ!@Amazon.co.jp総員玉砕せよ!@Amazon.co.jp

注記: BK1書評Amazon.co.jp書評 (文庫)書評 (単行本) に投稿しています.

キーワード: 大東亜戦争, 太平洋戦争, 日米戦争

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
https://www.kanadas.com/mt/mt-tb.cgi/1289

コメントを投稿

Google でブログを検索:

メインページアーカイブページも見てください.
Creative Commons License
このブログはつぎのライセンスで保護されています. クリエイティブ・コモンズ・ライセンス.
Powered by Movable Type