書店でみたら,私だったら手にとるのをためらってしまいそうなカバーがついている. また 「ブログ魂」 という,読んでもなお理由のわからない書名がついている. しかし,内容はすばらしい. 本書ではつぎのようにブログに 2 種類の分類をあたえている.
A: Q & A 系,B: ホームページ系,C: 掲示板系,D: 日記系
1: 情報系,2: 共感系,3: エンタメ系
自分のブログがどれにあたるかをかんがえれば,これからどうすればよいかもみえてくるというわけである.
本書でもっとも価値があるのは,どうすればブログをもっと読んでもらえるか,コメントがもらえるか,トラックバックをどう利用したらよいか,他のブロガーとつながることができるか,などに関する記述である. これらについては類書にないくらいさまざまな内容が書かれている. たとえば,タイトルひとつにしても,10 種類に分類して論じている. 読んでもらうためには投稿する時間までかんがえたほうがよいと書いている. 他のブロガーとのつながりに関しては,「ブログ・コネクター」 になること,「ハブ・ブログ」 とつながることをすすめている. ほかにもさまざまなことが書かれている.
最近ブログに関する本をあつめていろいろ読んだが,この本が一番,私が知りたかったことにこたえてくれた.
評価: ★★★★★
関連リンク: ブログ魂@ , ブログ魂@Amazon.co.jp.
注記: BK1 の 書評 と Amazon.co.jp の 書評 に投稿しています.