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消費期限ぎれの食品をたべますか?

excite ニュース の 「消費期限切れ食品を食べる人はどれくらいいるのか?」 (2006-4-12) に,アンケートをとった結果,50 人のうち 18 人が消費期限をすぎた食品をたべるとこたえたということです. わたしもソーセージなどをおおきな袋で買って,期限ぎれしてもたべています. アンケートで yes とこたえたひともそうであるようですが,私も期限ぎれしていたら,それなりに注意をはらってから食べます. すてるのはもったいないので,気をつけながらであればそれでよいのではないでしょうか?

deadline.jpg 製造元での期限ぎれの問題は 「異物混入・期限ぎれの食品は廃棄するべきか?」 という項目であつかいましたが,ここでは消費者のてもとにある食品の期限ぎれの問題をあつかっています.

ソーセージについていえば,消費期限はそのままでたべられる限界だと解釈することができます. 熱処理すれば消費期限をのばすことができるはずです. したがって,期限ぎれしていたら,私はしっかり加熱してからたべます. もちろん,期限を 1 週間もすぎていたら加熱してもあぶないので,そういうときは,すてます. どこが限界かはむずかしいのですが,経験的にきめるしかないでしょう. 味や香りがかわっていれば要注意なのはもちろんですが,そうでなくても細菌が繁殖していることがあるので,さらに注意が必要です (実は,どうすれば危険の兆候をみつけることができるのか,よくわかっていないのですが…).

消費期限内の食品でなにか問題がおこれば,消費者にあきらかな過失がないかぎりは製造者の責任がとわれます. それに対して,期限ぎれした食品をたべておこった問題は,基本的には消費者自身に責任があります. 要するに,自分で責任をとりさえすれば,期限ぎれしていても,すてる必要はない,つまり食品をむだにしないですむということです.

それから,上記のことはあくまでも消費期限についてなので,賞味期限についてはもっとゆるやかです. たとえば牛乳などは賞味期限を 1 週間すぎていても,味や香りにおおきな変化がなければ,そのまま,のみます. このばあいは,賞味期限をすぎていても消費期限をすぎていないかぎりは,製造者の責任を問うことができます. (図は 「ごはんを食べよう国民運動」 から借用しました.)

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