オーディオ・ケーブルのさきについたプラグには金メッキがほどこされていることがおおい. 金をつかう利点はさびないので接触不良がおこりにくいということです. ところが,最近,家にあるケーブルで,金メッキのはずのプラグのさきがさびているのをみつけました. 実は金メッキでないのか,メッキがうすすぎて合金になっているからなのか? いずれにしても,これでは金メッキとはいえません.
最近は安価なケーブルでも金メッキと称しているものがおおく,問題がおこったもののいくつかはそういう,メーカー不明の商品です. こういう商品は,もしそれが実は金メッキではないのだとしても,おどろくには値しません.
しかし,さびているもののひとつは Sony (ソニー) のイヤフォンです. これがもし金メッキでないのだとしたら問題です. たぶん金メッキでないということはないのだとおもいますが,金の層がうすいので内部の金属が表面にでてきて酸化しているのではないでしょうか? 写真をとってみましたが,これではあまりよくわからないとおもわれます. 原因はよくわかりませんが,これで実際に接触不良が発生しました.
メッキをうすくすることでコストがひくくなり,また資源の浪費をふせぐことにもなるでしょうが,本来の金メッキの性能が維持できないのであれば,対策が必要なのではないでしょうか?
2007-11-18 追記:
「OkWave 質問: 金メッキに錆のようなものが‥」 への答案によると,
「金メッキであれば,メッキ部分は 24 金になるので錆びません.
ところが,メッキというのは非常に薄い被膜なので,ミクロの目で見ると金メッキ上にはかなりの穴が開いているのです.
この穴を通して,地の金属が錆びてしまい,その錆が染み出てきてしまうんですね.」 ということです.