これまでたぶん 10 年以上,プラスティック製のコーヒー・ドリッパーをつかってきましたが,ひびわれ,よごれがひどくなってきたので,あたらしいものを買いました. 陶器製のにしましたが,これは予想以上におもくて,あつかいにくいとおもいました.
ドリッパー のほかにサーバー (ガラス容器) もあわせて買いましたが,写真にはさらに,10 年以上まえから現在もつかいつづけているコーヒー・ミルもあわせてうつしています.
陶器製のほうが高価なようにおもえますが,価格においてはプラスティック製のもの とそれほど差はありません. 一番のちがいはおもさです. 問題のドリッパーは 410 g ありました. これまでつかっていたものははかっていませんが,100 g 以下であることはまちがいありません. これまではコーヒーをいれるときに,まわしたり,ふったりしていましたが,これらの動作は容易でなくなりました.
しかし,それより影響がおおきかったのは,プラスティックより熱容量がおおきいため,この季節 (11 月) には,そそいだ湯の温度がさがりやすいということです. そのため,温度をたもつためにいささかくふうが必要になりました. まだ最適な方法はわかっていませんが,あらかじめ湯をかけたり (これはちょっとめんどう),あたためるためにやや時間をかけていれるようにしたり (これはまちがえるとコーヒーの味をそこなう),ためしています. いずれにしても,あつかいやすさという点ではプラスティック製のほうがよかったようです.
写真にうつしたほかの 2 つの器具についていうと,まずサーバーに関していえば,これまではドリッパーは 2 人用であるのにもっと大型のサーバーをつかっていましたが,これではいれる量をまちがえやすいという問題がありました. 500 ml のサーバーにすることによって,量がわかりやすくなりました. また,コーヒー・ミルについていうと,これも 2 人用ですが,すぐに豆があふれそうになるので,ほんとうはもうすこしおおきいほうがよいとおもっています. 2 人ぶんしかいれないので,このサイズでよいとおもったのが,まちがいでした. しかし,まだ十分つかえるので,いまもつかいつづけています.