きょうの NHK 教育テレビの 「視点・論点」 では建築家の 安藤 忠雄 氏が都市計画について,とくに川をおおう高速道路の撤去に関して論じていました. そのなかでは韓国における成功例とともに日本橋上の高速道路の撤去計画もとりあげられていました. この話をきいておもいだしましたが,私はまだ 小泉 純一郎 が首相をしていた 2006 年に官邸にみじかいメイルをだしました. この時点ですでに計画はうごきだしていたのかもしれませんが,要望をだしておきたいとおもいました. いまさらですが,その内容をここにのせておきます.
「日本橋をおおう高速道路の撤去を検討するとのこと,たいへんよいことだとおもいます. 橋をだいなしにする高速道路をつくったことは戦後日本の愚行の象徴であり,ぜひとも江戸時代からつづく文化を感じさせる橋にしていただきたいとおもいます. 高速道路の撤去は国土交通省中心に検討するということですが,日本橋の文化を回復し人をよびもどす事業をぜひ民間主導でやるべきだとおもいます. 三越をはじめ,ここに人をよびもどしたい企業が積極的に関与するものとおもいます. 小泉首相がそういう方向をしめされることを期待します.」
(写真は日本橋をうつしたものですが,「落語 「十徳」 の舞台を歩く」 から借用しました.)