この 1 年のあいだに 2 個のエアコンを交換する必要がありました. これらは故障による交換なので,なやむ必要はとくにありませんでした. ところが,わが家には 1990 年ころのふるいエアコンが 2 台のこっています. これらを交換するべきかどうか,マニュアルにある仕様とあたらしいエアコンの仕様とをくらべてかんがえたのですが,エアコンの機能の差もあり記述法のちがいもあって,比較は困難でした.
まず機能の差はというと,ふるいエアコンにはインバータがついていないのに対して,最近のものはみなインバータがついています. そのため,出力や消費電力を比較するといっても,どの値で比較すればよいのかがよくわかりません. インバータつきのもののあいだでも,平均値らしきものの値を単純に比較してよいのかどうか,わかりません.
また,あたらしいエアコンは出力が kW (キロワット) 単位で表示されているのに対して,ふるいエアコンでは kCal (キロカロリー) 単位で表示されています. これらは換算できますが,ふだんはやっていない計算なので,ちょっととまどってしまいます.
さらに,ふるいエアコンは効率が低下しているとかんがえられますが,それがどの程度なのかがよくわかりません.
そういうわけで,使用頻度のひくいエアコンを交換するのがコストダウンや省エネルギー・温暖化防止になるのかどうか,なかなかわかりません. 使用頻度がたかい場所のものは交換したほうがよいのはあきらかですが,のこった 2 つのエアコンはあまり使用頻度がたかくないのです.