きょう (2008-1-19) 朝の NHK の番組 「“和牛オリンピック” に挑む」 をみました. 地元の鳥取でひらかれる品評会 (第 9 回全国和牛能力共進会) で優賞するためにしもふりの和牛をそだてる苦労がえがかれていると同時に,品評会で優賞した牛によって種づけされた牛ばかりがそだてられて牛の遺伝的な画一化がすすむことの問題点も指摘されています.
背景にあるのは,日本人がしもふりの肉ばかりを評価していることにあるのだとおもいます. 「牛肉は赤身」 という項目に書いたように,私はしもふりをさけるようにしています. それは単なるダイエット指向ではなくて,そこに書いたように赤身の肉のうまさを発見したからでもあります. しもふりの肉だけがおいしいわけではないことを知るべきだとおもいます. さまざまな味の肉や他の食品をたのしむことが,食品の健全な生産にもつながっていくのではないでしょうか?
キーワード: 霜降り