こどもが誕生日に任天堂の Wii (ウィー) をもらいました. 私も Wii のユーザ・インタフェースなどに興味があるので,すこしつかってみました. その感想を書いてみることにします.
Wii のリモコンには加速度センサがはいっていて,たいていの操作はそれをつかってやるようになっています. ポインタがすぐに画面のそとにでてしまうので,必要な場所にポインタをもっていくのにも,なれないと時間がかかってしまいます. ポインタが画面のはしでとまるようになっていないのには,なにか理由があるのでしょうか? また,ついつい画面にちかよってしまうのですが,ちかづきすぎるとうまく操作できません.
ゴルフなどもためしてみましたが,すぐにはスコアをかせぐことができませんでした. 本物のゴルフよりははるかにかんたんにできているので,すこし練習すれば,まともなスコアがだせるようになるでしょう. しかし,私自身はそんなにくりかえしやろうとはおもいません.
インターネットにつなぐための設定もこのインタフェースでやるようになっています. こどもが勝手に操作できないように暗証番号でロックするしかけがありますが,暗証番号をいれるにもこのインタフェースでテンキーを操作します. いずれかのキー (やボタン) が選択されると,リモコンをふるわせてユーザにフィードバックをかけるようになっています (ゲームの種類によってはリモコンから音をだすこともできるようになっています). また,リモコンがぶれてもキーをおしそこなわないように,キーが拡大されます. それでも,なれないせいか,手がふるわされるのはあまりきもちよくないようにおもいます. 32 インチの画面をつかっていますが,キーの選択はかならずしも容易ではありません. たぶん,このインタフェースでフルキーボードを操作するのは無理でしょう. とはいえ,iPhone でも無理そうなインタフェースでフルキーボードの操作を可能にしているので (ただし私はまだ操作したことがない),なにか方法があるのかもしれません.
インターネットへの接続についていうと,いまのところ無線 LAN (WiFi) 経由での接続に成功していません. ニンテンドー DS では接続できているのですが,おなじ条件で Wii は接続することができません. 現在は IEEE802.11b/g のアクセス・ポイント (Buffalo WLA2-G54C) をつかっていますが,このアクセス・ポイントは検索をかけてもみつかりませんでした. 半分こわれた IEEE802.11b だけのアクセス・ポイント (Buffalo WLA2-S11) をつかうと,一応接続できましたが,「本体の更新」 はできませんでした (こわれているせい?). このアクセス・ポイントをつかって設定してから b/g 両用のアクセス・ポイントにきりかえると,検索にはかかりましたが,やはり接続できません. というわけで,いまのところ原因不明です. Wii のほうがこわれているのでしょうか?
追記 (2008-1-14):
無線 LAN につながらない件は,チャネルを 6 から 1 にかえることで解決しました.
ちかくにもうひとつアクセス・ポイントがあるようなので,ぶつかっていたのが原因かもしれません.