2001 年以来,家では UXGA (1600x1200) サイズの IODATA (アイオーデータ) の LCD-A15UR という 15 インチの液晶ディスプレイをつかってきました. 当時はこの解像度で低価格 (6 万円台) なものはこれひとつしかありませんでした. しかも,あまり売れなかったらしく,まもなく同等品は市場からきえて,その後は買うことができなくなってしまいました. 高解像度のわりには 15 インチと,比較的小型のディスプレイです. そのため,つかいにくいばあいもあるのですが,比較的,満足度はたかかったといえます.
「LG のワイド液晶ディスプレイの使用感」 という項目にも書きましたが,私は 1600x1200 をディスプレイの解像度のめやすとしてきました. 最近は SXGA (1280x1000) サイズのものがおおいのですが,中途半端におもえて,手をだしませんでした (画面のおおきさをかんがえて,親にはこのサイズをつかってもらっているのですが…). 2001 年にはこのサイズのディスプレイ (つまり LCD-A15UR) を当時としては安価に入手することができたので,いまもそれをつかっています. このディスプレイは解像度においてはもんくないのですが,表示角が非常にせまいのが難点であり,そこがきらわれて,あまり売れなかったのだろうとおもいます. この液晶はたぶん,もともとデスクトップ用ではなくて,高解像度のラップトップ PC 用につくられたものだとかんがえられます.
Windows XP のもとでは標準の文字サイズで表示すると文字がちいさく解像度がひくいので,ディスプレイ・オプションで 125% に (120 dpi に) 拡大してつかっていました. ところが,Web ページを表示させると表示幅が拡大させずに文字サイズだけ拡大されて,みづらくなることがおおかったのです. 最近は SXGA 以上のディスプレイがおおくなっているので Web サイトもそれに対応しているところがおおくなっていますが,まだ表示幅がせまく固定されているところもあるようです.
現在,ふだんは Windows Vista をつかっていますが,このほうが Windows XP より自然に文字サイズを拡大させることができます. なめらかな文字をみることができてよいのですが,そのかわり,ウィンドウを 2 つならべて表示させることは困難です. 「LG のワイド液晶ディスプレイの使用感」 にも書きましたが,プログラミング作業においてはウィンドウをならべて表示したいので,いささか不満があります. Windows 上で Perl プログラムするときは,いまでも Mule for Win32 をつかっています. また,Linux マシンにつないでつかうときには,TeraTerm をつかっています. フォント・サイズを 10~11 ポイントにしてウィンドウを横に 2 つならべると,1 行の文字数がすくなくなりすぎます. 最近は WUXGA (1920x1200) サイズのディスプレイが安価に買えるようになっているので,ほんとうはそれに交換したいところです. しかし,まだこのディスプレイは十分につかえるので,まだ当分はこのままでいこうとおもいます.