東芝が HD DVD から撤退することをきめました. 私は半年以上まえから,こうなることを予測していましたが,おもったよりはやく実現されました.
HD DVD はブルーレイ (Blu-ray) より現世代の技術にちかく,容量もすくないので,はやく普及させないかぎりは勝てないだろうとおもっていました. しかし,HD DVD のレコーダはブルーレイにさきんじて売り出すことができませんでした. その時点でもう勝ちめはないとおもっていたので,東芝の株がさがらないうちにとおもって,昨年 8 月にはもっていた株を売ってしまいました. ところが,実はそのとき 900 円だった株価はその後 1000 円をこえて,「しまった」 とおもいました.
東芝の株価は以前はほとんど日立をうわまわることはありませんでしたが,最近はだいたい,うわまわっていました. しかし,たしか昨年のおわりから日立よりひくくなりました. HD DVD が不良資産になっていることがひとつの原因だったのではないでしょうか? しかし,撤退を発表してからは,ふたたび日立の株価をうわまわるようになりました. 不良資産が整理されることが好感されたということでしょう.
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