18 年くらいつかってきた日立の全自動洗濯機 (静御前 KW-S311) の脱水機がうまくまわらなくなりました. 比較的かんたんに修理できる故障のようにもみえるが,ほかにも不具合があるので,この際,買いかえようとおもいます. また,これを機に,洗濯と乾燥の方法をみなおしてみたいともおもいます.
この洗濯機はベルトを交換したことはあり,水もれをおこしたこともありますが,いずれも比較的かんたんな修理でつかえるようになりました. ただ,比較的はやい時期からおまかせ運転のボタン (「これっきりボタン」) がこわれてしまっているので,いちいちコースを選択してつかう必要がありました (写真をよくみると,下方の 3 個のうちの 2 個のボタンがこわれているのがわかるとおもいます). 近年,一時は洗濯時にキューキュー,音がしていた時期もあり,修理か交換が必要かとおもわれましたが,その後,音はあまりしなくなっていました. しかし,ついに脱水がうまくいかなくなり,修理か交換が必要になりました.
家をたてるときに動線も設計しましたが,そのときの基本的なかんがえかたは,洗濯物は室外に干すということでした. もっとも,雨がふったきたときの対策は十分ではないのですが… いまでも室外に干すことがおおいのですが,その頻度はひくくなっています. また,家具などの配置なども当時とはかわっているので,設計どおりにはうごけなくなっています.
ガス衣類乾燥機も設置しているのですが,あまり頻繁にはつかっていません (写真には乾燥機のほかに,上記のとおなじもう 1 台の洗濯機がうつっていますが,こちらは使用頻度がひくいため,いまも不具合はありません). 私自身はアメリカなどに出張したときに,アイロンをかけなくてもシャツの襟がのびる乾燥機の便利さを感じているのですが,妻はそうおもっていないようです (乾燥機のちがいによるものかもしれませんが…). また,乾燥機はエネルギーを余計につかうので,環境保護的でないことはたしかです.
近年は衣類を室内で干すことがおおくなっているのですが,これは家をたてたときにまったく予想していなかったことです. 予想していなかったので,室内にそのための場所がとってないのはもちろんです. そのために,室内干ししているときには生活環境が悪化してしまっています.
しかし,衣類を室内に干すのはわが家だけではなくて,どうやら最近の日本ではよくおこなわれていることのようです. 兵庫県立生活科学研究所では,「洗濯物の効果的な室内干し」 において,「8 割の人が室内干しを行っている」 という状況をふまえて,室内干しするときに扇風機をつかうのが効果的だと,実験結果にもとづいてすすめています. フジテレビでも扇風機やふとん乾燥機をつかって,同様の実験をしているようです (「洗濯物室内乾燥」).
室内干しがふえている現状をみとめたうえで,こうした実験の結果も参考にしながら,もうすこし生活環境が改善されるように,くふうしていきたいとかんがえています.