一般的な知的生産の方法ではなくて研究の方法についての本である. さまざまな研究に挑戦しつづける著者がその秘訣を語っている. とくに,他人の知識を利用するためのさまざまな方法に興味をひかれる. そのためには社交的になりなさいというのは私にはなかなか実践しがたいが,メールより電話のほうがきかなかったことまでおしえてもらえるからよいという記述には納得させられる. ほかにもさまざまなことが書かれている. 一部はふるくなっている点もあるが,絶版 (品切れ?) になっているのが惜しい.
評価: ★★★★☆
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