会社のすぐそばに本町八幡神社というちいさな神社があります. きょう,しらべるまで名前すらしらなかったのですが,ここでこの半年くらいのあいだに,けっこうなイベントがありました. ちいさいけれども,けっこうりっぱな社殿がつくられたことです.
どういういきさつがあったのかはしりませんが,この神社は最近までほとんどゴミ捨て場のようでした (失礼!). 鳥居や狛犬はあるものの,社殿はなくて,プレファブの建物がたっているだけでした. 神社というよりは,あき地にちかいものでした. 神社である以上は,過去にはそこに社殿があったにちがいありません.
そこに忽然と社殿があらわれました. 最近まではきたないプレファブの建物とならんでたっていましたが,やっとその建物もとりこわされているところです.
日本は八百万の神の国. いくら科学が発展しようとも,経済効果がないようにみえるとしても,そういう伝統文化はだいじにするべきだとおもいます. 神社に整備された社殿があるのとないのとでは,おおきなちがいがあります. それは単にそこに住んでいるひとや神社をささえているひとたちにとってだけのちがいではなくて,ちかくに会社がある私のようなひとにも,また,そこをちょっととおりかかるひとにも,精神的によい影響 (私のばあいには “はり” のようなもの) をあたえるものだとおもいます.
私はこの社殿再建のためになにもしてはいませんし,神社になんの関係もありませんが,心情的にはそれを支持したいとおもいます. (社殿の写真は 「彫刻屋さんの出来事」 から,狛犬の写真は 「FunShip 7」 から借用しました.)
追記:
事情を知っている方にコメントしていただけると,さいわいです.