ときは 1960 年代,破産の危機におちいっている常談炭鉱とその従業員をすくうため,菜噛羅社長はここにハワイ庵センタをつくる構想を練っていた.
社長: 常談炭鉱はもう先がない. ここに常談ハワイ庵センタをつくるんだ.
専務: 常談ハワイ庵センタですって? なんですか,それは?
社長: でかい温室のようなドームをつくって,そこでブラダンスをおどらせるんだ.
専務: ブラダンス? なんですかそれは? フラダンスじゃないんですか?
社長: おっぱいをブラブラさせながらおどるからブラダンスっていうんだ.
専務: そんな過激な… フラダンスじゃだめなんですか?
社長: ここでしかみられない,オンリーワンのショーをめざさなければダメなんだ. フラダンスなら,ハワイにいけばどこでもみられるだろ?
常務: わかりました.
それから数週間して
常務: 社長,こまりました. ブラダンスは許可がおりません.
社長: そうか. でも,だいじょうぶだ. ブラジャーをつけておどればいい. それでもやっぱりブラダンスだ.
常務,ずっこける.
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