カナダからのブログ

たかつさんはスチールラックをナイロンキャスターつきの板にのせて，つかっています． キャスターは回転しないものであり，それを鉄製のレールにのせてつかっています．

たかつさんも居室の一部を書庫としていますが，居室でつかうならもうすこしみばえをよくしようとかんがえて，私はイレクタ (Erecta) 型のパイプラックをつかいました． 楽天で大川家具に 「パワーシェルフ 5 段」 (単価 3900 円) を 9 個，発注しました (2008 年 7 月現在，大川家具ではあつかっていないようなので，他店にリンクしています)． 買ったのは 5 段用ですが，これをくみかえて 8 段にしてつかいました (写真)． 本は棚の両側からいれているので，しきりとして段プラ (段ボールのようなプラスティック) を加工してつかっています．

最初はこのパワーシェルフに付属していたキャスターをつかいましたが，それでは強度がまったくたりず，何個化のキャスターがつぶれてしまいました． また，ちいさいキャスターだと床をへこませてしまうこともわかりました． そこで，耐荷重 80 kg の回転型のナイロン製キャスターを MonotaRo で買ってとりかえました． もとのキャスターもこのナイロン性のキャスターもねじこみ式ですが，ねじの径がちがうので，パイプカッターでパイプを切断し，エポキシ系接着剤でかためてつかうというウラワザで対処しました． これ以外にパイプにキャスターをとりつける適当な方法をおもいつかなかったからです．

これで一応はつかえるようになりましたが，問題は，本をつめこむとおもくて，なかなかうごかせなくなることでした． その最大の原因は床がキャスターでへこむことであり，たかつさんがつかっていた鉄製のレールはそれをふせぐのに必要だったわけです． そういうわけで，あまりつかい勝手はよくないうえ，居室におくにはやはり，みばえがわるいので，3 台だけに限定して，居室のとなりの書斎スペースにおくことにしました．

おもくするとなかなかうごかせなくなるので，書架の段数は 7 段にへらしました． また，床がへこまないように，床のうえにうすいパーティクル・ボードをのせました． パーティクル・ボードは原料は木くずですが，接着剤でかためてあるために木よりはかなりかたくて，これで床に関してはおもさには十分たえるようになりました． ところが，そこで判断をあやまり，B4 から A4 サイズの雑誌をぎっしり，のせました． これでふたたびキャスターがうごかしにくくなりました． 床はあまり変形しないのになぜうごかないのか，かんがえてみると，雑誌をぎっしりのせるとキャスター 1 台あたり 80 kg という耐荷重をこえているからだとわかりました．

耐荷重をこえないように雑誌をつめかえようとしましたが，その過程でバランスをくずして，書架がたおれる事故が発生してしまいました． いったんバランスをくずすと，私のちからではもとにもどせません． へたにたおすと骨折しかねない状態になりましたが，せまい場所なので壁でささえて，なんとか，けがをふせぎました．

その後，雑誌はこの移動書架にのせるのをあきらめて，もっと軽い本をのせるようにしました． 壁面には固定の書架をとりつけるようにして，雑誌はそちらにうつしました． ここにパイプラックをつかわなかったのは，おくゆきがみじかいものをつかわないと 2 個のパイプラックをおくことができなくなるからです． これでなんとか，移動式書架 3 台のときとおなじ 6 面の書架を確保し，かつ，壁面にはぎっしり，雑誌をつめこむことができるようにしました． この解に達するまでに，ずいぶん時間をつかってしまいました． また，パイプラックをかなり，あまらせてしまいました． それでも，パイプラックはほかの目的でだいぶつかうようになりました． 本はさらにふえつづけているので，書架をふやしたにもかかわらず，すでにあふれていますが，すぐにはあまりよい解決策がありません． またそのうち，なんとかしたいとおもっています．

関連ページ (2008-7-16):

• メタルラック 5 段 (リラックス ファニチャー)
• メタルラック 5 段 (桃源郷 楽天市場店)
• パワーシェルフ 5 段 (WASABI)
• パワーシェルフ 5 段 (CHAIRS～イスのお店)