日本人には足が幅広のひとがおおいようですが,そのなかでも私の足は市販の靴には合いにくいようにおもいます. 通常は 4E の幅の靴を買っていますが,甲高なので実際はこれではせまいのです. かといって (数はずっとすくないのですが) 5E の靴にすると,通常はかかとがあいません. 4E でもかかとがひろすぎることがおおいのです. そういう私の靴のえらびかた,ならしかたについて書きます.
最近,楽天のカネカというみせで Rinescante Valentiano なるブランドの靴を 2 足,買いました. イタリア語っぽいなまえがついてはいますが,国産だということです.
靴にはあまりカネをかけませんが,それでも皮をつかったものにこだわっています. つまり,人工皮革の靴はさけるようにしています. 今回買った靴は革製と称していますが,(たぶん,うすくて) やわらかい皮をつかっているので,まだかたちが足にぴったり合っていない状態でも,足への負担はすくなくてすむようにおもいます. そして,革靴のなかでも,最近はなるべく,ひもがついたものをえらぶようにしています. その理由はつぎのとおりです.
私の場合,上記のように,ぴったりあう靴を買うことは困難です. オーダーメイドなら,ぴったりあう靴を手にいれられますが,カネをかけないというポリシーにはあいません. 1 足 5000 円以下の既製品のなかから,できるだけ足にあうものをえらんで,あとは,はきならします. 最初はやや窮屈ですが,だんだん,ひろがっていきます. ひもがないと,そのうち逆にあるくときにぬげそうになってきます. ひもで適当にしめることによって,フィットします. ひもでしめるといっても,毎回むすびなおすのはめんどうなので,そうはしていません. ほどけにくいむすびかたにすることによって,何ヶ月かに 1 回だけむすびなおせばよいようにしています.
2008-9-16 追記:
黒い靴が 4900 円,茶色い靴が 3900 円,それほどおおきな値段の差はないというべきでしょうが,質的にはかなり差がありました.
後者のほうが靴底のへりかたがはやい,とくにまわりはとてもやわらかいゴムでできているので,1 ~ 2 カ月で数 mm へってしまいました.
いまでは底がかたむいた感じになっています.
これ以上はきつづけると健康にわるいのではないかという気がしてきました.
黒いほうは,はく回数もすくないのですが,まだ当分つかえそうです.
こちらのほうが品薄になっているようですが,もっともなことだとおもいます.
2008-9-24 追記:
と書いたのもつかの間.
くろいほうも,右の靴底のゴムがわれてしまいました.
とりあえず接着剤をつけてごまかしていますが,いつまでもつか,わかりません.
「日本製」 ということになっていますが,すくなくとも靴底は格安の輸入品なのでしょう.
こういう安価な靴は靴底をとりかえてはきつづけるということはかんがえにくいので,皮の加工をていねいにしたとしても,靴底がダメになれば全体がダメになってしまいます.
やはり安物はダメでした.