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劇団四季の劇場たち ― 竹芝・汐留でめだつもの (銀座近辺の建築散歩 3)

大門駅から東京駅まで散歩するなかで,竹芝にいくと劇団四季のおおきな劇場があり,汐留にいくと劇団四季のべつの劇場があります. もともとこのあたりにはあき地がおおくて,劇団四季はそこにテントをたてて公演していたのでしょうが,いまは不動の建物・不動の地位をえたということでしょうか. ここではあわせて,四季の劇場がある汐留電通ビルの階段とエスカレーターについても考察してみました.

竹芝桟橋にいくとき,そこからかえるときにめだっているのが四季の劇場です. ここだけで 3 つの劇場があるようです. 「春」,「秋」 となづけられた劇場のいりぐちはひとつですが,写真はちかくからとったのでパノラマにはできず,2 枚にわかれています. 「春」 のほうではライオンキングを上演しているようです. 3 枚目の写真は小劇場のいりぐちです.

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散歩の順序からいうとだいぶあとになりますが,汐留駅ちかくには電通のビルがあり,そのなかに電通四季劇場があります. かならずしも劇団四季とは関係のない部分もありますが,このビルについて書くことにします. 高層ビルの右側には比較的ひくいアトリウムがあり,さらに,その右にはアウトドアの空間があります. 位置関係がわかるように,一部を重複してうつした写真をならべておきます.

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ひくい位置にあるこのアウトドアの空間からアトリウムにいくには,階段かエスカレーターをとおっていくことになります. 手ブレ機能がオフになっていたのか写真がよくとれていませんが,階段とエスカレーターは壁でくぎられていて,雰囲気がまったくちがうのがわかるとおもいます. 階段のほうがひろくて開放的です. くらくなるのをさけるためか,エスカレーターのうえには蛍光灯が多数ありますが,あまりよい雰囲気だとはおもえません. 設計者の意図はやはり,なるべく階段をとおってほしいということだったのでしょうね. 行ったのが土曜日だったため,ここをあるいているひとはまばらでした. このビルではたらくひとたちは,階段とエスカレーターのうち,どちらをとおるのでしょうか?

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最後になりましたが,ビルの正面いりぐちには電通四季劇場の看板があり,なかにはいると左が高層ビル,右がアトリウムになっています. アトリウムを内側からみたのが最後の写真です.

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キーワード: まちあるき, 町歩き

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