大門駅から東京駅まで散歩するなかで,東京国際フォーラムと丸ノ内周辺にある農林中央金庫ビル,明治生命ビルなどをみてきました.
東京国際フォーラムは 7 つのホールと美術館,店などの集合体だということです. もう完成してから 3 年以上たつようですが,これまで行ったことがありませんでした. 銀座中央通りから左手の道をみると,その奥におおきな建物がみえます (最初の写真). 最初はなんなのか,わかりませんでした. 京橋から左折して東京駅にちかづいていくと,全貌がみえるようになりました (2 番めの写真).
これ以降の写真は東京フォーラムのなかにはいってからのものです. ボケた写真がおおかったので,あまり全体がわかるようにはうつっていません. 国際会議場であって一般のひとはあまりいかないところなのかと勝手におもっていましたが,行ってみて,ひとがおおいのにおどろきました. イベント・カレンダーをみても,ひとがおおい原因はよくわかりません. このひとたちは,なんのためにここにきたのでしょうか?
このあたりでもいくつか工事がおこなわれていますが,いま最大のものは丸ノ内パークビルのようです.
このあたりは,ふるいビルの全部または一部を保存しながらの高層化がすすんでいますが,農林中央金庫もそういうビルのひとつです. イオニア式の柱がならんでいますが,最初の写真における建物の左側の面にある右の 2 本はまるみがなく,実際は柱でないとおもわれます.
ふるいビルとあたらしいビルを調和させるひとつのやりかたが明治生命ビルにおいて,おこなわれています. 明治生命館とよばれる重要文化財に指定されたビルには,コリント式の柱がつかわれています. まどはすっきりしたアーチになっています.
新旧の建物のあいだをアトリウムでつないでいます. つぎの 2 枚の写真はそれらの建物のあいだをうつしたものです.
ふるい建物の背面はアトリウムがひろがっていて,そこにレストランがはいっています. 建物に雨がかからないことで保存性はよくなっているのでしょうが,奇妙な感じもします.
最後は東京駅の丸ノ内側と東京中央郵便局です.