「商店街の御用聞きと配達」 という項目に,家のちかくの商店街がさびれていることを書きました. 4 日の WBS (ワールド・ビジネス・サテライト) では,さびれてしまったある地方の駅前商店街に,ガソリン価格の高騰のために客がもどってきたことが報道されていました. すっかりさびれてしまったために容易に活性化にはつなげられないということでしたが,東京のおおくの商店街はそれにくらべるとまだ客がおおくてシャッター通りにまではなっていないので,この機に手をうてば活性化させられる可能性がよりたかいのではないかとおもいました.
地方では,ちょっとした買いものでもくるまをつかうひとがふえています. 東京ではそれにくらべるとくるまがつかいにくいのですが,それでも,くるまでかいものにいく機会はふえているでしょう.
これまで,わたしはくるま社会のなかで,駐車場のない商店街はきびしいのではないか,なんとか土地をあけて駐車場をつくったほうがよいのではないか,などとかんがえていました. しかし,現在の石油価格がたかすぎるとしても,今後それほど大幅にさがることはないとすれば,ガソリン価格もたかどまりするでしょう. また,CO2 削減,エコロジーという視点からみても,,くるまをつかわずにいける地元の商店街でかいものをすることは有利なはずです. むしろ,駐車場がないことが利点になるのではないかとおもいました.
しかし,客をよびもどすためには,きえた雑貨屋 (「商店街の御用聞きと配達」) をとりもどすなど,商店街のバランスを回復することが必要でしょう. いまがそういう努力をはらうべきときなのではないでしょうか?