「人工生命」 といっても,単に生命のようなふるまいを人工的につくりだすだけではない. 言語の発生をシミュレートする研究もあるが,この本では著者の研究テーマでもある 「心の発生と進化」 に重点をおいている. 最先端の研究もふくんでいるが,それをできるだけ平易に説明しようとしている.
1994 年から 1998 年くらいまでのあいだに 20 冊くらい,人工生命に関する本が出版されているが,2003 年以降この本が出版されるまでの約 5 年間に出版された本はほとんどない. そういう意味でも貴重な本だといえるだろう.
評価: ★★★☆☆
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