2003 年ころ,私は湘南新宿ラインをつかって戸塚に通勤していました. その電車のなかで,アジア系外国人とみられるひとにであいました. 東京テレポートにいきたいというのですが,電車はすでに大崎駅をでて,西大井にむかっていました. 彼がのりかえるべきであることを知らなかったのは,英語のアナウンスがなかったからだとかんがえられます. 運のわるいことに,その電車は快速であり,横浜まで,おりることはできません. しかも,横浜から東京テレポート方面にいくのはかなり困難だとおもわれました.
私は彼が横浜でおりるとき,どの電車にのるべきかだれかにきくようにいうことしかできませんでした. つぎの電車が運よく湘南新宿ラインであれば,大崎にもどって,そこから臨海線にのりかえればよいことになります. しかし,その可能性はひくいのです. 横須賀線の電車がくれば,品川,大崎とのりかえて,臨海線にのる必要があります. それをうまく説明することは私にはできませんでした.
湘南新宿ラインのわかりにくさにかなりの原因があるわけですが,なによりも,日本語ではさんざん説明しているのりかえ案内を英語でしていないことに問題があるとおもいました. そのため,JR 東日本にも Web を通じて投書しました. 投書した文面はどこかに保存したようにおもうのですが,当時はブログなど書いていなかったので,PC 中にうもれてしまいました (当時つかっていた PC のディスクもいまはつかっていないので,ファイルがどこにいったのか,Google デスクトップをつかっても,さがしだせませんでした). すぐには対応できないようでしたが,その後,英語の案内ははいるようになりました. その案内に問題があることについては 「外国人の立場にたっていない JR のアナウンス」 という項目で書きました.