まじめな本なのかどうかをうたがってしまうタイトルだが,月刊 「現代」 への連載をまとめた内容ということである. 裁判記録や他の文献にもとづいていて信頼できる. 陪審制を実現すべき制度としていて,戦前の日本における陪審制の評価もたかく評価している. 裁判において裁判官がなにをたよりにし,なにをかんがえるかということにもふみこんでいる. 裁判員になるひとが裁判官を理解するのにやくだつのではないかとおもう.
評価: ★★★☆☆
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