私もケータイ小説を読んでいないひとりだが,そういうひとはケータイ小説ときくと十把ひとからげにとらえがちだ. しかし,この本を読めば,そのなかにも,ひとりの作者が計算づくで書いた Deep Love のような作品もあり,「ライブ」 つまり読者の反応をうけながら書かれていくものもあることがわかる. とはいえ,文体はいささか,かたいし,あまりまとまりがよいともいえない. もうすこし,いろいろ情報をあたえてくれることもできたのではないかと惜しまれる.
評価: ★★★☆☆
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