1 年ちょっとまえに Shuttle SS30G2 というベアボーンを買って Windows Vista の環境をととのえました. CPU としては Celeron 440 を選択しましたが,これではなかなか快適につかうというわけにはいきませんでした. Core2 Duo も価格がさがってきているので,この CPU はべつのマシンにゆずって,このマシンでは Core2 Duo をためしてみました.
2.4 GHz の Core2 Duo (E4600) を 11000 円台で買って,Celeron と交換しました. 最近,個人で CPU に 1 万円以上のカネをかけるのはめずらしいことです. このベアボーンの仕様には Core2 Duo がつかえるとは書いてないのですが,Web で検索するとそれをのせてつかっている例があるようなので,ためしてみました. この CPU E4600 の FSB は 800 MHz です. E7000 シリーズ (たとえば E7500) も最近は安価になってきていますが,このベアボーンが FSB 1066 MHz に対応していないのはあきらかなので,これ以上の CPU はつけられないでしょう.
CPU を交換して起動すると,なんの問題もなく動作しました. しかし,Windows Vista にくみこまれた CPU ベンチマークでは,これまでより 2 割ほどしか高速化されませんでした. これは CPU クロックが 2 GHz から 2.4 GHz になったことと対応していて,CPU が 1 個から 2 個になったことは反映されていません. 2 個の CPU がうまくつかえる状態ではもっと高速化されるはずです.
実際,起動時間はかなり短縮されました. ただし,交換前の起動時間を測定しておかなかったので,比較はできません.