この本は日本に独自の検索エンジンがないという話からはじまり,最後もそのはなしでおわる. そのあいだにいろいろな話がはいっている. しかし,読み終わってから本を見かえしてみても,なにが書いてあったのかおもいだせない. 書いてあることが中途半端だからではないだろうか. キーワードをひろってみても,「過去の亡霊」 とか 「IT への嫌悪」 とか,ピンとこないものがおおい. 終章では 「「まじめさ」 こそが,日本再生の手だて」 とあって,納得できる部分もあるが,なぜそれが手だてになるのかもよくわからない.
評価: ★★☆☆☆
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