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ノーベル賞受賞者へのインタビューのしかた

10 月 9 日の NHK 「クローズアップ現代」 ではノーベル物理学賞を受賞した 3 人のうち日本にいる 2 人 (小林 誠 氏と 益川 敏英 氏) にインタビューしていた. あきらかに物理をしらないひとがインタビュアーとなっていた. これではせっかくのインタビューから魅力的なはなしをひきだすことができないと感じた.

NobelPhysics2008.jpg 視聴者のおおくも物理をあまりしらないだろうから,しろうとがインタビューするのがよいというかんがえもあるだろう. しかし,やはりある程度,物理を知っているひとのほうが,受賞者によりよい物理の紹介をしてもらえるのではないだろうか?

受賞者がしろうとに説明するのになれていれば,だれがインタビュアーとなっても,うまく説明してくれるだろう. しかし,学者のおおくはかならずしも,しろうとへの説明がうまいとはいえない.

そういうひとから魅力的なはなしをひきだすには,インタビュアーがポイントを理解している必要があるだろう. 定時番組のわくをそのままつかおうとしたからこうなったのだろう. ノーベル賞受賞は一大イベントなのだから,番組も特別番組として,最適なインタビュアーをえらぶべきだったとおもう (2008-10-12 追記.写真は中央日報から借用しました).

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