日本語の認知心理学の入門書として 2000 年の出版は比較的あたらしい. 内容は心理学にとどまらず,解剖学,生理学など,周辺の学問もとりいれている. 内容は,注意,記憶,知識と施行,言語認知など,認知心理学の中心的なテーマをボトムアップにあつかい,社会的認知にまでいたっている. 2000 年以降の発展については他の本を参照する必要があるが,当時の最新成果をとりいれようとしている. また,序章においては,この本ではくわしくとりあげられなかった内容までふくめて,概観しようとしている.
評価: ★★★☆☆
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