サブタイトルや著者の肩書きにふくまれている 「ワークライフバランス」 ということばには,仕事と生活を天秤にかけるようなイメージがある. しかし,この本が主張しているのは,仕事と生活の両方にしっかりとりくむことで相乗効果があるということである. とくに,おなじような仕事をしている夫婦は著者の経験からまなぶことができるだろう. 仕事をうまく家庭にもちこむ方法が書いてあるからだ. 家事を夫に 「教え」 てはいけない (自分でまなばせる) というのも重要な指摘だろう.
評価: ★★★★☆
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