著者は産業医として若者の声をすなおにきくうちに,彼らをつかう側つまり会社側も彼らを理解せず,あつかいをあやまっていることを指摘している. これまでのやりかたをおしつけるのでなく,彼らにあわせたやりかたが必要だということを示唆している. しかし,具体的なやりかたをかんがえるべきなのは産業医ではなくて職場の上司たちである.
著者は 「したいこと」 にこだわる若者がおおいというが,彼らに対してはその姿勢を一端捨てよといっている. そうすることで将来はのぞみがかなう可能性もあるということだが,やはり元気がでない話ではある.
評価: ★★★☆☆
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